釜石市議会 2018-02-26 02月26日-01号
橋野高炉跡につきましては、採掘場跡、運搬路跡を含む橋野鉄鉱山として、平成27年7月にユネスコ世界遺産に明治日本の産業革命遺産の構成資産の一つに登録されたことを受けて、引き続き史跡周辺の測量や史跡内容の確認調査を進めるとともに、国・県ほか関係機関と協議しながら、整備事業を進めてまいります。 以上、平成30年度の施策の大要について述べました。
橋野高炉跡につきましては、採掘場跡、運搬路跡を含む橋野鉄鉱山として、平成27年7月にユネスコ世界遺産に明治日本の産業革命遺産の構成資産の一つに登録されたことを受けて、引き続き史跡周辺の測量や史跡内容の確認調査を進めるとともに、国・県ほか関係機関と協議しながら、整備事業を進めてまいります。 以上、平成30年度の施策の大要について述べました。
次に、一般公開していない運搬路跡から採掘場跡までの範囲については、露天堀りの採掘跡に土砂の堆積があり、また、運搬路跡の一部に路面の流出がありました。 さらに、一番高炉の南側の水取入り口から先の林道について、路面の土が流出し、岩がむき出しの状態となっており、その先2キロメートル以上続く区間についても、ところどころに道が深く削られた箇所、倒木で道路が塞がれた箇所が見られます。
次に、橋野鉄鉱山の採掘場跡と運搬路跡の一般公開についての御質問ですが、橋野鉄鉱山を構成する3つの要素であります採掘場跡、運搬路跡、高炉場跡のうち、採掘場跡及び運搬路跡につきましては、国有林及び企業の所有地となっておりますことから、立ち入りが規制されており、さらに、遺産価値の保全及び見学者の安全確保の観点から、一般公開はしておりません。
橋野鉄鉱山は、鉄鉱石採掘場跡、運搬路跡、高炉場跡の3つの要素により構成されておりますが、このうち高炉場跡の大半を占める市有地につきましては、橋野高炉跡の名称で国史跡に指定されております。国史跡内では、文化財保護法に基づき、現状変更や保存に影響を及ぼす行為が制限され、また、文化財の毀損等は禁止され、違反行為には強制力を伴った是正措置や罰則等により厳正に対処できることとなっております。
〔総務企画部長正木隆司君登壇〕 ◎総務企画部長(正木隆司君) 私からは、橋野鉄鉱山について、パンフレットに掲載されている運搬路跡や採掘場跡は、現状保存のため手を加えられないということで一般公開していないのかなど、3件の御質問にお答えします。
また、平成25年4月には景観法に基づく釜石市景観計画を施行し、採掘場跡については、当市では指定第1号となる景観重要建造物に指定をいたしました。 このように、土地の所有者や地元地域の皆様とも調整を進め、世界遺産への登録推薦を受けるために必要となる、橋野鉄鉱山管理保全計画の作成を進めてまいったところであります。
また、橋野高炉跡整備計画策定に向けて発掘調査や測量を行うとともに、国指定史跡範囲に隣接する採石場跡や鉄鉱石の採掘場跡などを追加指定するため調査検討を行うとともに、地権者との協議を進めてまいりたいと存じます。 以上をもちまして、私からの答弁は終わりますが、引き続き、上村副市長、教育長並びに産業振興部長が答弁をいたします。 ○議長(松坂喜史君) 上村副市長。